SOLUTION

FSC®について
FSC®とは

FSC®とは、Forest Stewardship Council(森林管理協議会)の略で、1993年に誕生した国際的な森林管理の認証をおこなう非営利組織です。FSC認証には下記の二種類があります。
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責任ある森林管理を認証する
「FM(Forest Management:森林管理)認証」 -
認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証する
「CoC(Chain of Custody:加工流通過程の管理)認証」
FM(森林管理)認証とは
FM(森林管理)認証は、「森林管理のためのFSC®の10の原則と70の基準」および、FSC®の原則と基準を元に作成される地域に適した森林管理基準に基づいて、責任ある管理がなされている森林を認証する制度です。認証の対象となるのは、あらゆる管理者・所有者の森林です。
[FSC®の10の原則](第5版より)
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法律の順守
法律及び国際条約、FSCの原則と基準の順守。 -
労働者の権利と労働環境
労働者の社会的、経済的な満足感を高める、少なくとも維持する。 -
先住民の権利
先住民の所有に関する法的・慣習的権利等を特定し、尊重する。 -
地域社会との関係
地域社会の社会的、経済的な満足感を高める、少なくとも維持する。 -
森林のもたらす便益
管理森林から得られる多彩な林産物やサービスを効果的に管理する。 -
環境価値と環境への影響
管理森林の生態系サービス及び環境価値を維持、保全、復元する。また環境への悪影響を回避、低減、改善する。 -
管理計画
管理活動に適した範囲で、管理方針、目的に沿った管理計画を持ち、計画書や手順書を整備している。 -
モニタリングと評価
管理活動に応じた範囲でモニタリングと評価を行う。 -
高い保護価値
管理森林の高い保護価値(HCV)を維持、あるいは高める。 -
管理活動の実施
管理活動は組織の経済、環境、社会的方針と一致し、すべての面でFSCの原則と基準を順守する。
CoC(加工流通過程の管理)認証とは
CoCとは、FM認証を受けた森林から産出された木材・紙製品を、適切に管理・加工していることを認証する制度です。 原則としてFM認証を受けた森林から最終製品になるまでの間、製品の所有権をもつ全ての事業体が対象となり、 CoC認証を取得していない事業体に一度でも所有権が移ると、それ以降認証製品として取り扱うことはできません。 購入、製造、保管、販売などの各工程において、他の製品との明確な識別、帳票上での明示、記録の保管が必要となります。
ジェットグラフではFSC®製品を取り扱っています
FSC®製品は、FM認証とCoC認証により木材が最終製品となるまでの工程すべてが審査対象となり、信頼性の高い制度となっています。
ジェットグラフはFSC® CoC認証を取得しており、お客様へ弊社取り扱いのFSC®製品をお届けすることができます。
